情報社会論
第10講 ユビキタスネットワーク
情報文化の未来
インターネットのインフラとしての整備
当然そこにあるインターネット
昨日の贅沢は今日の当たり前。そして明日は必需品
ユビキタスネットワーク社会の到来
ユビキタスコンピュータ
坂村健の「どこでもコンピュータ」
ラテン語の Ubiquitous( 「遍在 」 「偏在 」ではない)
坂村健
東大教授
TRON(組込型コンピュータOS)の主唱者
世の中のあらゆるものにコンピュータを埋め込む
ポストインターネット時代
e-Japan 構想の次のプロジェクト
あなたはユビキタスを知っているか
2003から急に話題に
総務省 ユビキタスネットワーク
内閣府 ユビキタスネットワーク社会
文部科学省 ユビキタスコンピューティング
経済産業省 ユビキタス情報社会
国土交通省 ユビキタス情報ネットワーク
ネットワーク環境の拡大
いつでもどこでもつながる
屋内(現在ではほぼ達成)
外出中(実現しつつある)
LANポート付きホテル
ホットスポット
移動中(これから)
飛行機の中 新幹線の中でインターネット
携帯電話から高速接続
歩きながら
ネットワーク環境の拡大2
何でもつながる
人と人(現在)
掲示板にしても、オンラインショップにしても結局人と人がネットワークでつながっている
人と物(実現しつつある)
ネット家電
ネットカメラ
物と物(これから)
電子タグ
センサーネツト
ネット家電
家電製品にネットを接続
ネットを通じて、スイッチをいれるなどの操作
象印の見守りホットライン
電子ポットの使用状況をネットで通知
ネット家電のあり方のひとつ
タグの電子化
タグ=荷札
昔、荷物を送る際宛先を書いてつり下げた
電子読み取りの歴史
バーコード
読み取るだけでどこに何があるのか把握
書籍ISBNとバーコード
全世界書籍共通コードISBN
バーコードの役割
自動化レジ
打ち間違いがない
レジ時間短縮
POS
バーコードを読み取った時点でどこで何が売れたかすぐわかる
バーコードの欠点
読み取りミス
現在では精度があがる
2次元化
レジが必要
少なくとも読み取る手間がいる
不正流通に無力
万引きには役に立たない
電子タグ
RFID(Radio Frequency Identification)
非接触型IDタグ
バーコードの役割を電波で行う
イコカなどで実例ができつつある
さらに小型にさらに安価に
書籍用電子タグ
書籍バーコードにかわってRFIDを一冊づつにつける。
バーコードと同じ機能
売り上げ計算
売れ筋情報
バーコードに付加する機能
万引き防止機能
在庫管理
現在実験中
日本出版インフラセンター(2003-2004)
出版倉庫流通協議会(2003)
書籍用電子タグの問題
価格
1刷づつに電子タグをつけるコスト
読み取りシステム等の設置コスト
プライバシー保持
誰がどこで何を買ったかが一目瞭然
鞄の中の本(他所で買った)まで反応
どこで機能を無効にするか
RFIDの未来
あらゆるものに貼る
薬・スーパーの商品などなど
トレーサビリティの向上
どこで誰が作り、性質はなどが一目瞭然
ノンストップレジ
スーパーのレジでカートごと通過するだけで、精算ができる。
そのまま金融決済など
ユビキタスセンサーネットワーク
ユビキタスにセンサーを埋め込む
すべての物、人がネットワークの中に
医療
農業
災害救助
ユビキタスの応用
交通
ETCカード
ITS (カーナビ VICS)の高度化
バリアフリー
電子タグ付き誘導ブロック
産業
統合金融決済
サプライチェーン統合
全自動倉庫 などなど
これからユビキタスの使い方を考えるのは君たちだ
ユビキタスへの障害
プライバシー問題
なんでもかんでも監視されてたまるものか
センサーで得られた情報は誰の物か
安全性問題
ICタグは食べても大丈夫か
常時電波でセンシングされる危険性
コンピュータセキュリティ
ユビキタスネットワークがハッキングされたら
ユビキタスへの障害 続き
違法・有害コンテンツ問題
どこでも自殺教唆されてはたまらない
知的財産権問題
情報リテラシー問題
法律整備問題
技術よりも厄介
技術的に実現できても社会的に実現できない