情報社会論

第7講 紙の本の復権

紙の本の将来は

インターネツトの流行で紙の本はなくなるか?

紙の本の優位性

読みやすさ

遠未来は別として、当面読みやすい

保存性

インターネットの保存性への疑問

紙なら500年もつ

現在の出版情勢

本が売れない

部数の減少

点数の増加

書籍流通の矛盾

少部数の物は扱われない

流通コストの上乗せ

在庫保持の困難


印刷への要望

欲しいときに欲しいだけ印刷できないか?

無駄な印刷物を減らせないか?

ごく少部数の印刷物ができないか?

大量生産型の印刷からの脱却

大量伝達はテレビが担う時代の印刷物のあり方が問われている。

要望への回答

欲しいときに欲しいだけ On Demand

オンデマンド印刷の考え方

コンピュータと印刷が直結

中間工程をなくすことで、可能に

マスコミの新たな形態を生み出す可能性

大量印刷・在庫・配布という形態を打破



旧印刷システムとの比較

なぜ、旧印刷システムはオンデマンドでないのか

印刷版を作ることの呪縛

10枚でも10000枚でも版を作るのは同じ

大量に作らなければ引き合わない

大量生産、大量消費の誘惑

量産効果がでやすい印刷物

無版印刷の可能性

版を作るから大量印刷せざるをえない

版を作らないで、印刷できないか?

可能?

コピー

コンピュータのプリンタ

オフセットとの価格比較(模式)

オンデマンド印刷の現実的解

コピー機の進化 レーザーゼログラフィー

オンデマンド出版

欲しい人に欲しいだけ確実に届ける出版

出したい人が出したいだけ刷る出版

絶版がない出版

コンピュータのデータベースにためておき、常にデータを更新。必要なとき刷る

機械マニュアルの作成法

オンデマンド商業出版の実例

既存絶版本の再刊

日版ブッキング

売れにくい本をオンデマンドで少部数出版

リキエスタ

コンピュータデータベース系

XEROXブックパーク

コニカミノルタ「遊歩人」



日版ブッキング

既存絶版本の再刊

オンデマンド出版の嚆矢 1999年より

復刊ドットコムで、絶版本の復刊をインターネットで呼びかける。


リキエスタ

編集者が営業にたよらないで、自分で出したい本を作る

限りなく、一般出版の方法に似る。

出版法がオンデマンドになっただけ。

ブックパーク

著者がオンデマンド本販売サイトに委託

売れた分だけ著者に支払い

一冊ずつ印刷

個別発注が可能

自分の好きな短編だけをまとめて一冊にすることなど


本屋の店頭でオンデマンド

どんな大きな本屋でもすべての本を置くことは不可能

本屋の店頭でデータから本を作って売り渡す。

本屋というシステムの革命

自費出版

元々少部数

流通を考慮しなくてもよい。

もっとも適したビジネスモデル

オンデマンドとブログ

ブログという形態との結合

自己表現技法としてのブログ

電子と紙の本の相互交流

オンデマンドの欠点

上製本に難点

並製本では高く売れない

印刷価格が高い

写真品質に問題がある

部数がすこし多くなると対応できない

経年変化の危険性

欠点は欠点だが、技術的な物ばかり

オンデマンド出版の問題点

少部数のビジネスモデルが成立しない

流通が結局ネック

少部数需要は最終的にインターネットに取り込まれる?

完全な電子本ができるまでの過渡的技術か?

受注システムとの一体化

価格、精度などは、たぶん5年以内に解決

受注システム、制作システムの一体化

自動受注、自動配本システムの構築

デジタル出版業の成立へ

大活字本の挑戦

弱視者向け大きな文字の本

オンデマンドで成功

あらたな分野の開発

将来への期待

オンデマンドによる書籍流通の解体

絶版本をださないシステム

学術書ルネサンス

オンライン本との統合と相互補完へ