

中西亮は先代の中西印刷株式会社社長で、社長業のかたわら、広く世界の文字を収集したことでも知られています。中西亮は1994年に66歳でなくなりましたが、その死後遺族によって、コレクションが、国立民族学博物館に寄贈されました。
印刷会社の経営者の収集品らしく、数多くの印刷文献、特に全世界の新聞が網羅的に集められており、生きた文字資料として価値があります。また多くの手書き資料は現在使われなくなった物まで含め膨大なものになります。
このコレクションは、国立民族学博物館において新着展示資料「現代アジアの文字―中西亮コレクションから―」として公開されました。展示にあたった同館の崎山理教授は、「現在、世界で使われている約40種類の文字を網羅するだけでなく、すでに使われなくなった文字も多く含まれる貴重なコレクションです。」と語っています。同展示は1996年2月27日までおこなわれました。
2002年7月、またこのコレクションが、東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所において「アジア文字曼陀羅―インド系文字の旅―」として公開されました。同展示は2002年8月2日好評のうちに終了しました。
さらに、2005年1月寄贈後10年間の整理期間を経て、中西コレクションデータベースとして、全容が紹介されるようになりました。
中西 亮(1928-1994)