細菌学教育用菌株の分譲

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日本細菌学会では1975年より,主に医,歯,薬,農(獣医学科)学部学生および医療技術学校の学生教育のため,本学会会員に対して病原細菌学・医真菌学教育用菌株の分譲業務を行ってまいりました。その後,バイオハザード防止の立場並びに国際細菌命名規約の改正,さらには分類学上の菌名の変更,保存機関での菌株の追加・削除等に対処して1984年(1)および1995年(2)に菌株リストを改正しましたが,今回「日本細菌学会バイオハザード防止指針」を改訂して「日本細菌学会バイオセイフティー指針」が制定されたことにともない(3),教育用菌株の危険度(安全度)のレベルの修正等の必要性が出てきたので,リストの改訂を行いました。また,本分譲事業は本学会が定めた「病原菌株の分譲におけるバイオセイフティーに関するガイドライン」(4)にしたがって行っておりますが,同ガイドラインもバイオセイフティー指針の改訂に合わせて改訂が行われました(5)ので,それにしたがって手続き等にも修正を加えました。教育用菌株分譲ご希望の際には下記の「申込み要領」に従うようにお願い致します。

今回の改訂ではバイオセイフティー指針に整合させるため,従来の菌株リストで用いていた危険度Class 2および3のa, bの区別を削除しています。旧Class 3bの菌種は1995年の改訂の際に教育用菌株から外しておりますので,今回の改訂においてもレベル3の菌株の分譲手続きには変更ありません。しかし,旧Class 2aと2bがレベル2に統合され,旧Class 2bの手続きで分譲を行うことになりましたので,旧Class 2a菌種の分譲手続きが従来よりも煩雑になったことをおことわりしておきます。また,バイオセイフティー指針では,各菌種のバイオセイフティーレベル(旧危険度クラス)分類をWHOや国立感染症研究所の分類を参考にして見直し,付表として添付しています。したがって,旧分類のクラス1のものがレベル2に移行したもの,また少数ですがクラス2aのものがレベル1に移行しているものがありますのでご注意下さい。

別表1 細菌学教育用菌株アルファベット順リスト

別表2 細菌学教育用菌株保存機関別リスト